最近ひそかに流行ってる?”トンチン年金”の仕組みとメリット・デメリットをまとめてみた

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年金

最近、「トンチン年金」というイマイチ聞きなれない保険商品がひそかに話題になっているようです。

そんなわけで、「トンチン年金」についてちょっとまとめてみました。

超高齢化社会となる日本で、人生100年時代を生き抜くうえで必要な備えになるのか?

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そもそも”トンチン年金”とは?

トンチン年金“とは、17世紀にお洒落な国・イタリア ナポリ生まれのロレンツォ・トンティという方が考えだした年金制度となります。

なので、正確には”トンティ年金“が正しい呼び名だそうですが、日本人が発音しやすいように”トンチン年金“となっているようですね。

マクドナルドのマスコット・ドナルドと同じような理由で名称が変更された感じですね。

(マクドナルドのマスコットの正式名称は「ロナルド」)

仕組み

トンチン年金がどのような仕組みかといいますと、一定期間保険料を支払った人は生きている限り年金がもらえるという補償になります。

加入者がなくなった時点で、年金の支払いが終了し、受給額が原資に達していなくても遺族などにはそれ以上の支払いは行われず、その原資は他の受給者の支払いに充てられるという仕組みです。

長生きすればするほど、たくさんの年金を受給できて、早く亡くなってしまうと損をするという仕組みですね。

それが元祖の”トンチン年金“です。

日本でも取り扱われ始める

日本でもここ最近、”トンチン年金“を販売する保険会社が出てきました。

現在では日本生命が「グランエイジ」、第一生命が「ながいき物語」、太陽生命が「100歳時代年金」、かんぽ生命が「長寿のしあわせ」といった商品を販売しています。

基本的に年金受取開始前の死亡保障がなく、解約返還金が低く抑えられている代わりに年金支給に特化した商品となっています。

まさに、超長寿高齢化時代に突入している日本に適した保険となりそうですね(笑)

商品によっては、10年保証などが付いている商品もありますね。

公的年金だけでは不安

日本は一応、年金制度がありますが、現在の年金制度は現役世代が高齢者を支えているという仕組みになっています。

今後、少子高齢化の影響で日本の人口は減少していくことが見込まれていますから、この年金もどんどん目減りしていくのではと言われています。

今後の日本では「長生き=リスク」となりかねない状態になっていますが、その反面平均寿命は伸び続けているという現状。

そこで、長生きに自信のある方々がそれぞれお金を出し合って、そこから生きている限り年金を受け取ろうというのが”トンチン年金“になりますね。

せっかく加入したなら長生きしたほうがお得ですもんね(笑)

加入は50歳以降

この”トンチン年金“は50歳以降の方が加入可能になります。

長生きする自信がある若い方が加入しようと思っても加入できません。

年金の支給開始は70歳からで、それ以降は生きている限り年金を受け取ることができます。

年金支給時の健康状態なんて関係なく、生きている限り年金を受給できるという商品の性質上、契約時に健康状態の告知は不要となっています。

そりゃ、病気持ちであまり寿命が長くはないなぁと感じている人は契約なんてしませんからね(笑)

契約したとしても損をする確率が高いわけなので、保険会社としてはむしろウエルカムな感じでしょうね。。。

何歳以降で元が取れる?

この”トンチン年金“の保険料ですが、安くはないです。。。

日本生命の「グランエイジ」で考えると、男性の場合で毎月約4万円程の保険料が必要になります。

50歳から加入して、70歳の受給開始まで毎月支払った場合、

4万円×12ヵ月×20年で、支払い総額は960万円にもなりますね。

相当な高額です。

60歳で退職した方はその後の10年大丈夫かな?と心配になってしまいますが、、、

そこまで頑張って払った結果、70歳から毎年約50万円が受け取れるようです。

そうなると、89歳まで生きるとようやく掛金を回収できて、お得になるということになりますね。

89歳よりも前に亡くなってしまうと、自分が積み立てた掛金は他の生存している方の年金に充てられてしまいます。

まさに長生きに自信のある方のための商品となっているわけです。

受け取り方法が選べる

そのまま日本生命の「グランエイジ」について書きますが、70歳になった時点で年金の受け取り方法を選択できるという特典(?)もあります。

70歳時点で「まだまだ元気で100歳以降も生きられそうだ」という方は、そのまま終身年金として生きている限り年金を受け取るのが最もリターンが大きいです。

一方、70歳時点で何か病気を発症し、「あと10年くらいが限界かな?」と感じた方は、10年確定年金として、10年間だけ年金を受け取ることができます。

この場合、受け取れる年金額は掛金に約10%プラスされた額となります。

ただその場合、病気などが根治して10年以上先も生き続けた場合に年金を受け取ることができなくなってしまいます。

最後に、「とりあえず、一括で年金を受け取りたい」という方は、一括受け取りという方法も選択することができます。

その場合は、掛金に約6%プラスされた金額を一括で受け取ることができます。

日本人の平均寿命

ニュースなどでも毎年扱われるので、日本人の平均寿命についてご存知の方も多いかと思います。

2017年時点で日本人の平均寿命は「男性81歳・女性87歳」となっています。

人生100年時代という言葉を最近よく目にしますが、100歳まで生きる方がどんどん増えてきそうな感じですね。

長生きした際の資金面のリスクを軽減するために加入するといった方が多いんですかね?

まとめ

そんなわけで、今ひそかに話題になっている”トンチン年金“について調べてみました。

加入している人達で、生存者の生活を支えあうというタイプの保証制度になりますね。

今後、長寿高齢化が進んでいく日本では、この手の保険商品がどんどんと発売されるかもしれませんね。

加入を考えている方は、しっかりと商品の性質や特性を理解したうえで契約するようにしてください。

最後に、メリット・デメリットをまとめておきたいと思います。

メリット

  • 長生きすればするほどお得
  • 70歳以降のライフプランが立てやすい
  • 税負担の軽減

年金の受け取り方法によりますが、70歳以降は生きている限り決まった金額を受け取ることができるので、ライフプランは立てやすくなるかと思います。

それまでに貯めた資金を取り崩していたとしても、公的年金プラスで別途収入があるというのは大きいですよね。

あとは、個人年金保険料税制適格特約を付加することで、個人年金保険料控除を受けることができ、所得税・住民税の負担を軽減することができます。

デメリット

  • 掛金が高額
  • 元本割れの可能性がある

デメリットとしては、やはりそれほど長生きができなかったときに元本となる掛け金を回収できないということが挙げられると思います。

元本が回収できるのが90歳以降というのが不安ですよね。

ちなみに、私はそんなに生きられる自信がありません(笑)

他にも、掛金が結構高額なため、定年後などに毎月の掛金の拠出が大変になる可能性が挙げられます。

商品の性質上、解約返戻金は低く設定されているので、掛金の拠出に苦しくなって途中解約した場合は損しかしません。

契約前に、しっかりとその辺の資金面の予定は立てておきましょう。

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年 齢:32
家 族:妻と子ども1人の3人家族

普段、普通に生活していると聞き流してしまいそうな情報や、くだらない情報を拾っていけるためにこのブログを開設しました。
どうでもいい情報や、お金にまつわる情報なんかを勉強しながら更新していきたいと思います♪



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