国立がん研究センターなどが「血液1滴で13種類のがんを早期発見する新しい検査法」を開発し、8月から臨床研究を始めます。
国立がん研究センターの研究倫理審査委員会が7月中旬に臨床研究の実施を許可し、早ければ3年以内に国に事業化の申請を行うとのことです。
日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡する時代
日本人の平均寿命は女性が世界1位、男性も世界4位と、日本は長寿の国というイメージがあります。
しかし、先進国では日本だけががんによる死亡数が増え続けています。
日本におけるがんの死亡数は30年で2倍以上にも膨れ上がっているという事実があります。
血液1滴でがんの早期発見が可能に
今回、国立がん研究センターが発表した新しいがんの検査方法は、なんと血液1滴で、一度に複数の種類のがんを早期発見できるというこれまでにない検査方法です。
診断可能ながんは以下の13種類となっています。
- 胃がん
- 大腸がん
- 食道がん
- すい臓がん
- 肝臓がん
- 胆道がん
- 肺がん
- 乳がん
- 卵巣がん
- 前立腺がん
- 膀胱がん
- 骨軟部腫瘍
- 神経膠腫
マイクロRNAを活用した検査
新しい検査法は、細胞から血液中に分泌される、遺伝子の働きを調節する微小物質「マイクロRNA」を活用するといったものです。
正常な細胞と比べると、がん細胞のマイクロRNAは種類が異なり、一定期間分解されないということです。
この検査法で、がん患者ら約4万人の保存血液を検査したところ、血液1滴で初期を含めたすべてのがんで95%以上の確率で診断できたとのことです。
まとめ
日本人にとって、がんは非常に身近な問題ですよね。
がん保険がここまで売れている国も日本くらいなものだそうです。
今や半分の人ががんにかかる時代です。
そんな中で、血液1滴でがんの早期発見ができるならこれほどうれしいことはないですよね!?
この研究が早く進んで、人間ドックだけではなく、通常の健康診断のプログラムとして組み込まれる日が来てほしいです。
年 齢:36
家 族:妻と子ども1人の3人家族
普段、普通に生活していると聞き流してしまいそうな情報や、くだらない情報を拾っていけるためにこのブログを開設しました。
どうでもいい情報や、お金にまつわる情報なんかを勉強しながら更新していきたいと思います♪
コメント