米国での原子力事業に失敗
損失額は7千億円前後
東芝(6502)が2016年12月末時点で自己資本がマイナスになる債務超過に陥る見通しとなりました。
米国での原子力事業で失敗し、先月末までの精査ではその損失額は7千億円前後にまで膨らむ見通しのようです。
東芝の自己資本は9月末時点で約3600億円だったため、この損失を10~12月期決算で計上すると自己資本ではこの損失を賄うことが出来ない状況です。
今後はどうなる?
東芝は主力の半導体事業の一部など資産を売却し、3月末時点での債務超過を回避する考えのようです。
その半導体事業には、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業や韓国の半導体大手SKハイニックスなどの海外の6社が出資提案をしている状況のようです。
3月末までに売却手続きを終えることを目指しているが、どこも出資額がそれほどよくないようですね。。。
もし、3月末時点でも債務超過の状況を抜け出せなければ東芝株は東証1部から2部に指定替えされます。
指定替えから1年以内に解消できなければ、、、
さらに、東証2部に指定替えされてからも1年以内に債務超過を解消できないなんてことになると、今度は東芝株は上場廃止となってしまいます。。。
ただ、東芝の現在の株主はそんなことは折り込み済みなのか、株価は対して下落しませんでしたね(笑)
東芝も何とか資金を集めようと、保有株のジャパンディスプレイ(6740)を売却したそうです。
それでも得られた売却益は10数億円程度ということなので、焼け石に水ですね。
さらに今後はリストラなども進め、金融機関からの支援を待つ状況のようですね。。。
経営陣がダメだった
最近、東芝はいい噂を聞かないですよね(笑)
古くからの経営体質に問題があったんでしょうが、日本の伝統ある企業がシャープに続いて海外企業に売却なんてことになったら寂しいですね。。。
何とか起死回生の一発を期待しています(笑)

年 齢:35
家 族:妻と子ども1人の3人家族
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